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3.笑話集@ |
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マサイの美容室に入りびたっている間、リポーターであるわたし、ダラダラマリは、さまざまな笑える出来事にぶちあたりました。ここでは「文化理解」と銘打って、それらの出来事を、のべつ眺めてみたいと思います。
一の巻 「写真@」 その昔、わたしはマサイたちが、写真を撮られることを嫌っていると聞きました。それは「魂がとられる」と信じているからだというのです。
それでわたしはおそるおそる、「ねぇ、写真撮っていい?」と尋ねてみました。するとジョンとタラシーは、こんな答を返してきたのです。
ジョン : たいていのマサイは写真を嫌うね。 タラシー : 白人たちはおれたちの写真を撮って儲けているけれど、 おれたちには何も得がまわってこないんだ。 ジョン : 政府はライオンと同じに、 おれたちを国の観光の呼び水としているから…。 タラシー : そう。だから政府のところへ行って、 許可を取って支払いをしてこなくちゃならないよ。
いちぶのスキもない理屈です。 しかしわたしは、「マサイ」というだけで「カリスマ」とつけたくなる美容師たちを撮りたいという欲望を、抑えきれませんでした。そこで一番端の美容室へ行って、もう一度、「写真撮っていい?」、と尋ねてみました(モラルもなにもない)。すると美容師のひとりが、こともなげに「いいよ」と答えたのです。 喜びと、殴られるかもしれないという恐怖で震える手でレンズのふたを取り、わたしはシャッターをきりました。 すると…
二の巻 「写真A」 カメラの扱いに慣れていないアフリカ人に撮ってもらうと、首から上が切れていることがよくあります。
サイモン(↑)だけでなく、ババペンド(↓)も…。
わたしが「顔なし写真」を気持ち悪いと思うのと同じように、 彼らも「足なし写真」を気持ち悪いと思っているようでありました。
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